グラスト(以下、GRUST)では業界経験の有無問わず、様々なバックグラウンドを持ったメンバーがゼロからスタートし、キャリアアップを目指していける成長環境があります。
今回は、去年新しく開設された京橋オフィスの拠点責任者に抜擢された三浦に、転職から新たな拠点責任者になるまでの経験や、現在拠点責任者として意識していること、そしてGRUSTの魅力について語ってもらいました。
キャリアのターニングポイントで得た、成長と自信。
―― あらためて、三浦さんがGRUSTに入社するに至った背景や理由を教えて下さい。
以前は、自動車関連の商社で営業をしていました。年功序列の雰囲気が強い会社で、自分に与えられるチャンスに限界を感じていました。若手の活躍よりも、上の世代の影響力が強かった印象でした。そのため、自身が早期に成長できる場所を求め、転職活動を開始しました。また、勢いのある企業で働くことで、自身のスキルアップと可能性を広げることも目的の一つでした。
そんな中私がGRUSTに入社を決めた理由は、ずば抜けた成長を続けていたことが魅力的だったからです。当時、12年連続で増収増益を達成し、前年比で150%の成長率を実現していました。そんな勢いのある企業でのキャリアチャレンジは、なかなかないチャンスだと感じ、入社を決意しました。また、若手社員でも活躍できる環境が整っており、自分自身のキャリアビジョンに合致していたことも大きな決め手でした。
―― 実際GRUSTに入社されてからのキャリアはどうでしたか?
全て順風満帆で・・・というわけではなく、正直少しもどかしい時期がありましたね。自分と同じ土俵で戦っている同僚が、自分よりも上手くいっているのを見て、自分はもっと頑張らないといけないなと思ったり、どうしたらあんな結果が出せるんだろうと悩んだこともありました。
また、クライアント様との約束を果たせず、担当変更を依頼されたりして、自信を失うこともありました。
新たなマーケットを開拓し始めた時期は、特に一番大変な時期でしたね。仕事量も多かった上に、サブマネージャーに昇格し、マネジメントや教育も担当することになったんです。そこにミスが重なったりして、かなり苦労しました。
しかし、その当時のチームメンバーは、自分と同じくらいの売上や仕事量をこなしながらも、弱音を吐くのではなく「一緒に頑張ろう」という雰囲気でした。その中で、自分が弱音を吐いて「辞めます」と言うことは、情けないな、と。それに、もしここで逃げたら、一生この転機で逃げ続けることになるだろうとも感じました。そのため、自分の中で「やめる」「逃げる」という選択肢はありませんでしたね。
―― もどかしい時期があった中で、どうやって乗り越えましたか?
自分自身が成し遂げられること、他のチームメンバーの頑張りを見て自分も努力しようという気持ちは、私の中でとても強くありましたね。同じ業務量で周りが頑張っている中で、逃げ出したり投げ出したりすることは切ないと感じ、自分自身も全力で取り組んでいました。
当時は成長に苦しむこともありましたが、結果的に新たなマーケットを開拓でき、自信につながりました。伸び悩んでいた分、やり切った達成感を感じ、ここまで頑張って良かったと心から思いましたね。
今となっては、そこは自分のキャリアの中でターニングポイントだったと思います。
―― 入社した時と比べて、成長したと感じたのはどんなことですか?
自分にとって大きな変化は、周りのことを気遣うようになったことですね。以前は、前職の営業の影響もあって、正直売上を伸ばせば良いという考え方でした。
しかし、自分を含めて誰もが自分の数字に集中したいときに、他のチームメンバーが助け合い、お互いにサポートし合う姿を目の当たりにしたんです。その時、「自分のことだけを考えていてはいけない」と気づきました。周りのことを意識し、自分が辛い時にでも、声かけをしたり仲間を支えることができる人は素敵だなと思うようになりました。そういう気持ちに変わったのは、成長マインドの高い周りの人たちに助けられたからだと思います。
チャレンジできる環境があるからこそ掴んだ、拠点責任者のチャンス。
―― 京橋オフィスの拠点責任者に抜擢されたきっかけは何だったのでしょうか?
自分から「やりたい」と手を挙げたからだと思います。新拠点の話になった時、会社からの指示ではなく、自ら積極的にそのチャンスを掴みに行きました。事業部長や社長と直接会ったときに、「自分がやりたい」とプッシュしたことを覚えています。手を挙げたのは、やはり自分のスキルアップや自分にもらえるチャンスは掴んでいく、という気持ちがあったからですね。意欲があれば、誰でもチャレンジできる環境やチャンスがあるのはGRUSTならではだと思います。
―― 拠点責任者になってから変化したこと、意識していることはありますか?
変わったのは、視野の意識ですね。異動する前は、関西の大きな拠点の一員として、個人の数字を上げることに注力しているだけでよかったと感じていました。しかし、現在は共に働く仲間がいるので、彼らのことも考慮する必要があり、広い視野を持つことがとても大事で。これが私にとって難しく感じる部分でしたね。それは自分の課題であると同時に、成長の機会でもありました。
また、自分が今一番意識していることは、部下たちから「このオフィスで働けてよかった」と言ってもらえるような組織作りです。ただ楽しいだけではなく、辛いことや大変なこともあるかもしれませんが、そこで成長できたり、何か一つでも得られるものがあるような環境を目指しています。
自分がそう思って働いてきた経験から、部下たちにも同じような環境を提供したいと思っています。具体的には、個々の弱いところを見ることを意識してますね。強みを伸ばすことも大切ですが、弱みにこそ目を向けて取り組むことが、成長につながると感じているからです。
それはGRUSTにきてから学んだことでもあります。自分が思い悩んでいた時に、弱点のアドバイスをもらって助けられた経験があります。
自分の弱みを乗り越えられたら、将来的にはどんな職場でも活躍できる人材になるんじゃないかなと思っています。だからこそ、部下たちの弱いところに目を向け、一緒に乗り越えていけるようなサポートをしたいと思っています。
指示の中にもヒントやメッセージがある。だから強い気持ちで頑張り続けられる。
―― そんな三浦さんが思う、GRUSTの好きなところを教えてください。
そうですね、正直いっぱいあります(笑)、私が今の立場から思う好きなところは、上司からの厳しい言葉や指示にも、実は目的やヒントが含まれていることです。上司からのメッセージ付きの指示を受けることは、とても素敵なことだなと思っています。
以前は、代表を雲の上の存在と思っていましたが、この立場になってからは、接する機会が増えました。時には、「大丈夫か?」と声をかけてもらったり、業務の相談をすることもあります。その時の指示やアドバイスには、ヒントやメッセージが含まれていることが多く、こんな会社はなかなかないと思いますね。
自分も同じような存在でありたいと思っています。ただ怒るのではなく、目的や目標を明確に示し、ヒントを与えるような指示の出し方を心がけています。
―― 今後の展望やビジョンを教えてください
もっと大きなフィールドでのマネジメントを目標にしています。拠点だけじゃなくて、例えば関西エリア、将来的には西日本エリア、などもっと広いエリアを管轄できるようになりたいですね。そのためには、もっと広い視野を持って、多くの人を管理できるようなスキルを身につけたいなと思っています。
―― 最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
個々の可能性を引き出し、ポテンシャルを開花させる環境がGRUSTにはあります。
実際、私自身伸び悩む時期もありましたが、一人ではありませんでした。煮詰まっているときには、「考えてみて」という時間を与えてくれたり、「こうすればいいんじゃないか」というアドバイスをしてくれたりして、励ましてくれました。私が頑張れたのは、そういったサポートを受けながら、最大限の可能性を引き出してもらえたからだと思います。無駄な努力をするのではなく、目的を明確にして頑張ることができました。
皆さんにも「GRUSTにきて良かった」と思ってもらえるようサポートしますので、ぜひ成長のチャンスを掴みにきてください。