人それぞれの
「成長」を追いかける。

「女性キャリアのロールモデルを創る」サブマネージャーとなった彼女はいまどこへ向かうのか

2021.09.24

グラスト(以下、GRUST)では多様な働き方やライフスタイルを実現できる環境こそが、仕事のパフォーマンスを高め、働く社員の成長そして会社の成長に繋がると考えています。そのため、男女問わず、様々なキャリアアップの機会がGRUSTにはあり、実際に役職に就く女性社員もいます。

今回は、オフィスサポート事業部 大阪支社で営業職を務めるサブマネージャー 亦野に、女性唯一の営業職でのサブマネージャー就任に至った道のりや女性としてGRUSTで働くこと、そして今後の展望について語ってもらいました。

アパレル業界からの未経験転職。それでも自身が成長でき、キャリアアップできる環境で仕事がしたかった

―― はじめに、亦野さんがGRUSTへ入社を決めた理由について教えて下さい。

まず転職を考えたキッカケで言うと、もともとはアパレル販売の仕事に就いていました。そして販売成績で一位を取るという目標を掲げて仕事をしていたのですが、実際に一位になり、その後どういったキャリアアップをしていこうかと考えたときに、その会社では自分自身がキャリアアップしていくイメージをあまり想像できなかったんです。

そこで、より自身が成長できて、キャリアアップできるような環境に飛び込んでみようと思ったのが転職のキッカケでした。
そして販売の仕事をしていたこともあり、興味の軸としては「ヒト」というのがあったので、人材業界を中心にいろいろな会社を見ていたのですが、一番最初に面接を受けたのがGRUSTでした。

当然ながら人材業界の右も左もわからない状態。未経験からの転職に不安はありましたが、面接官の方が非常に親身になって話を聞いてくれたことを今でも覚えています。また、その方もアパレル業界にもともといたということで、面接の時間以外でも進路相談に乗ってくれたりと、本当に親切にしてくれたんですね。

当時まだ私は24歳でしたので、自身のキャリアについても漠然としたイメージしかありませんでしたから、そうやって親身に相談に乗ってくれたことがとても嬉しく、GRUST社員の人柄に惹かれ、入社を決めました。


―― 入社して約2年半で、営業職では女性唯一のサブマネージャーに就任されましたが、自身ではどのような部分が評価されての昇格であったと感じていますか?

アパレルのときも販売成績一位を目指していたように、任された仕事は向上心を持って取り組みたいと思っています。そして、仕事を任せてもらえるというのはありがたいことですから、こなし仕事にせず、責任感を持って任された以上の結果を出すような、「亦野に任せてよかった」と思ってもらえるような仕事がしたいと思っています。

そういったマインドで仕事に取り組んできた結果、営業職としての実績はもちろん、クライアントからも評価いただけたことがサブマネージャー昇格に繋がったのかなと自分では思っています。

「自分自身も寿退社するのかなと思っていた」女性社員がキャリアアップしていく上でのロールモデルを目指す

―― そういった責任感、向上心を持って仕事に取り組む亦野さんのモチベーションはどこから来るのでしょうか?

尊敬している先輩女性社員がいたのですが、その方はクライアントからの評価も高く、何かミスやトラブルが起きたときも常に誠意を持って対応されていて。その先輩の後ろ姿を見てきたことが影響しています。

そのため、私自身もクライアントへはなるべく早くレスを返すようにしたり、細かいところもケアしたりと、誠意を持って仕事をしてきました。その結果、入社当時から今でもお取引のあるクライアントがいらっしゃるのですが、「亦野さんがいるからお願いしている」といったことを言っていただけるんですね。

また他のクライアントの方からも「亦野さんと仕事ができてよかった」といったメールをいただけたりして、そうしたクライアントのお言葉が、良い意味でプレッシャーでもあり、モチベーションとなっています。

そしていまはプレイヤー時代と違い、サブマネージャーとして部下の教育も担当していますが、部下が結果を残して喜んでいる姿を見ると、私自身も嬉しい気持ちになりますし、もっと頑張ろうという気持ちになれます。


―― GRUSTに入社して、あらためて感じるGRUSTの面白さはどういったところに感じますか?

GRUSTは固定概念に囚われず、変化に対して常に臨機応変に対応し、成長していく風土があるところが面白いなと感じています。

たとえばGRUSTでは勤続年数などは関係なく、結果を出せばキャリアアップしていくことが普通ですし、誰かのチャレンジに対してみな非常に肯定的で、むしろ一緒になってどう実現するかを考えてくれるんですね。
実際に私もリーダーに昇格したときに、上長に「もっと上を目指したい。サブマネージャーに上がりたい」といったことを伝えたら、「いまはまだ無理だ」といった否定的な反応ではなく、「いいね、目指していこう!」と応援してくれました。

―― 亦野さんはご結婚もされていますが、仕事と家庭の両立などで意識していることはありますか?

最近ではいろいろな会社で女性が働きやすい、女性がキャリアアップしやすい環境が整ってきていると思うのですが、それでもまだ女性は結婚したら寿退社をするといったイメージを抱いている方も多くいらっしゃると思います。

私自身も、結婚したら寿退社するのかなといったイメージを抱いていました。しかし、スキルもあって、働きたいという気持ちがあるのに退職するのはもったいないなと思うんですね。

一方でバリバリ仕事をするのも好きだけれども、結婚を機に家庭も大切にしたいと思う女性社員も多くいると思います。そこで、わりの女性社員から「私もキャリアアップして活躍していきたい」と思ってもらえるよう、ある意味ロールモデルになれるような働き方を意識しています。

たとえば、自分の中でNO残業デーを設けて、誰よりも早く帰ったり。これは女性に限らずですが、やはり上が早く帰ると下も早く帰りやすいですし、ダラダラ仕事をするということがなくなります。
GRUSTはもともと「上司がまだ仕事しているから帰りづらい」といった風土ではないのですが、それでも上司がメリハリをつけて仕事をしている姿を見せることで、まわりもダラダラ仕事をしなくなりますし、自分自身も清々しい気持ちになれますからね。

「女性だから」と諦める必要はない。誰もが活躍できる環境を目指していく

―― 現在、サブマネージャーとして大切にしていることは何かありますか?

自分自身の軸をブラさないこと、そして部下との信頼関係を大切にすることです。私は負けず嫌いということもあり、役職に就いても営業成績一位を取りたいと、自分の数字ばかりを追いかけて、部下の教育を疎かにしてしまったことがありました。
しかし、部下が結果を出せないのは上司の責任。そしてサブマネージャーは部下のお手本とならなければいけない立場なわけで、プレイヤーのときのように自分のことだけにフォーカスしていればいいというわけにはいきません。

また、立場が上がるにつれて上の人間は、仕事ぶりだけでなく、人としてのモラル含め、いろいろと見られる機会が増えていきます。そうしたときに自分自身の軸がブレていては付いていきたいと思われる上司にはなれませんし、部下との信頼関係も築けないわけです。

急成長するGRUSTなので、自分自身が追いつかずに厳しい時期もありましたが、自らが手本となるような行動を率先し、信頼関係を築いていければ、部下発信の行動も増えていき、部全体が前へ進んでいけると思っています。

―― 亦野さんの今後のキャリアビジョンを教えて下さい。

いま実際に上長とも話しているのですが、既存の役職、キャリアステップに囚われず、他にも女性が活躍できる役職があると思っています。

いまであれば、リーダーからサブマネージャー、そしてマネージャーといったキャリアステップなわけですが、たとえばマネージャーとして拠点の数値責任を追うポジションとは別に、部下の育成のプロフェッショナルを担うポジションなど、マネージャー以外のポジションがあってもいいはずだなと。

そういった新しい役職をつくり、より女性が働きやすい環境をGRUSTでつくっていきたいと考えています。

―― 最後に、女性としてのキャリアに悩んでいる方にアドバイスがあればお願いします。

「女性だから」と諦めてしまうのではなく、自分がやりたいと思ったことは、とことん突き詰めてやるべきだと思っています。

そしてGRUSTであれば女性だろうが男性だろうが、社員の「やりたい」を応援してくれる会社。やりたいことを実現するためにみなサポートしてくれますし、そうしたチャレンジを評価してくれます。

私自身、そういったやりたいことにチャレンジし、活躍していく女性を増やしていきたいと考えていますので、ぜひ一緒に成長していきましょう!

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